<< May 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
SEARCH
LINKS
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACK
PROFILE
OTHERS

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

2009.10.23 Friday  | - | - | - | 

「手紙」

ふと思いついて僕は
君に
初めての手紙を書いた

僕の字は
誰が見ても間違いなく
うまいとは言うはずもなくて
だけど君はきっと
だから僕らしいと
困ったように微笑むだろう

封筒から取り出す時の
かさこそという音
折れ目を伸ばす時の
力の入れ加減
その一つ一つが
何かの儀式のようで

僕は自分のありったけを
この紙切れに託そう
君の生きる時間の
その一つ一つが
光に満ちることを祈りながら

紙はいつか朽ちても
心に届いた思いは
消えることなく
色あせることもなく
君を温め続けるだろう

それが
僕の願い




←あなたの愛あるクリックこそが活力源です♪
ブログランキング・にほんブログ村へ ←そうです、それこそが私の活力源なのです♪
JUGEMテーマ:
2009.03.28 Saturday 00:45 | comments(0) | trackbacks(0) |  | 

「あの土地へと」

君は自分の乗り舟が
海中に沈みゆく泥舟なのだと信じて
だからこそそこから何としても逃れ出ようと
あがいていた

君の住む世界は
君に見える世界でしかなくて
だから僕には
見守るしかなかった
そして祈ることしか

君は今
ようやく気づいたんだね
その乗り舟が
本当はどんなものだったかということに

君はその
本当は泥舟ではなかったところの不思議な舟を
大切にいとおしみながら
舳先を向けた
あの遠い
ただ一つ確かな土地へと

君の瞳は澄んで
既に静かだった
虚無的な微笑みは消えて
まっすぐな心のあり方だけが
支配していた

僕も目指そう
海鳥のように
風に乗り
雲を抜けて
君の行き着くべき
あのただ一つの土地へと


←あなたの愛あるクリックこそが活力源です♪
ブログランキング・にほんブログ村へ ←そうです、それこそが私の活力源なのです♪
JUGEMテーマ:
続きを読む >>
2009.03.23 Monday 00:50 | comments(0) | trackbacks(1) |  | 

「その青が美しい理由」

人間存在の値打ち
ということについて
君は語る
つまり
人間には二つの種類があって
一つは生きていて然るべき存在
もう一つはそれ以外
なのだと

君が自らを
そのどちらに位置づけているのかを
僕は
知りたくはなかったのに

君はいつか教えてくれた
日が沈んだ後
星が瞬き始める前の
あの深い
もの言わぬ青が
好きなのだと

おそらく
君はそこに
何かを認め
感じ
胸の内に
恐れや
驚きや
震えが
浮かんでは消えた
その営みは
はたして
無益なものだったろうか?

君が存在しているということは
許されているということ
それは
愛されているということ
それ以上のきらびやかな何かを
息も絶え絶えに
探しあぐねることが
はたして
どれほど有益なのだろう?

君は本当は
知っているはず
その青が
こんなにも美しいのは
君の存在自体が
愛だからなのだと


←あなたの愛あるクリックこそが活力源です♪
ブログランキング・にほんブログ村へ ←そうです、それこそが私の活力源なのです♪
JUGEMテーマ:ポエム
2008.10.31 Friday 02:41 | comments(9) | trackbacks(0) |  | 

「世界」

君の言う
その「不適切な言葉」って
いったい何だろう?
僕にまで
遠慮するほどの不自由さを
いったい誰が
君に強いるのだろう?

僕がここにいることの理由は
だけど
君の声に耳を傾けるため
君の秘密を受け止めるため
驚きも
嘆きもせず

もぎ取られた翼の痕は
うずくかもしれないけれど
それでも
空は飛べる
なぜなら空は
飛ばれるためにそこにあるから

もぎ取られた翼のことを
君が語らなくても
僕はそれを知っているし
痛みを味わうこともできる
君のいる場所に僕がいて
僕らは完全に一つだから

そんなふうに人が生きているのだということを
世界はきっと許しているのだし
だから
許されて僕らはここにいる

固く目を閉じても
ほら
世界は君に微笑みかけることをやめない


←あなたの愛あるクリックこそが活力源です♪
ブログランキング・にほんブログ村へ ←そうです、それこそが私の活力源なのです♪
JUGEMテーマ:ポエム
2008.10.30 Thursday 01:55 | comments(0) | trackbacks(0) |  | 

「自由」

君からの
そう長くないメールの中に
一つだけ大きな嘘が隠されていることに
僕は気づかないふりをしよう

まっすぐに語ろうと努めながら
あるいは
努めているふうを装いながら
それでも明かせなかった
大切な嘘

君の心が行き場を失っていることも
語るべき言葉が残されていないことも
君の笑顔が
二度と真実を宿さないことも

君が最後に守りたかったものの名前を
僕は言い当てることもできたけれど
それを守るために
君は命だって捨てただろう

嘘のような

嘘でしかない人生を選ぶという君を
たとえば力ずくで
救い
解き放つ
──たとえば

そこにおいてこそ君の守りたかったものが真に輝くに違いないところの
君にとって何よりも必要であったところの
誰も君から本来奪ってはならなかったところの

僕は夢想する
君の自由を



←あなたの愛あるクリックこそが活力源です♪
ブログランキング・にほんブログ村へ ←そうです、それこそが私の活力源なのです♪
JUGEMテーマ:ポエム
2008.10.27 Monday 01:12 | comments(2) | trackbacks(0) |  | 

「風」

君は知らないけれど
僕は時々
風になって
君の周りを吹き抜けている

無味無臭
証拠だって残らない
君の悲しみをすくい取って
どこか遠くへ運んでいく

君は気づかない
頬を濡らす涙を
音もなく拭い去る
僕の口づけ

君に覚られるほど
僕は固体じゃないし
ましてや
液体でもないんだ
形も
色も
僕には必要のないもの

僕はただ
吹いていたい
筋道も
あてどもなく

その痛みが
君を蝕むより先に
その痛みを
サラサラの砂に変えて
吹き飛ばしてしまおう
あの先へと

不思議そうな君の唇を
そっと撫でて
独り
僕は笑う



←あなたの愛あるクリックこそが活力源です♪
ブログランキング・にほんブログ村へ ←そうです、それこそが私の活力源なのです♪
JUGEMテーマ:ポエム
2008.10.23 Thursday 01:33 | comments(0) | trackbacks(0) |  | 

「翼」

君はかつて
大空を自由に舞う鳥だった
その清々しさ
澱みのない真っ直ぐさ
迷いのない静けさ
その記憶が
けれど今は
君を苦しめている

翼をもがれて
それは命より大切なものだったのに
無残に
容赦なく
君は鳥ではない
何か別の生き物になった

その今になって
飛んでみせろと強いられることの
悲しさ
痛み
君の涙が血の色をしていることを
僕は認めた

欲しいものは
翼ではなくむしろ
記憶を消す魔法
初めから飛べやしなかったと
教えてくれる詐術

それでもなお
僕は君に言おう
翼はある
失われた翼とは別の
本当の
もっと根源的な
もっと奥にある
君だけの


たとえ君が信じなくても
僕は信じる
いや
知っている
君のその翼の
美しさ
伸びやかさ
何ものにも囚われない
力強さを


←あなたの愛あるクリックこそが活力源です♪
ブログランキング・にほんブログ村へ ←そうです、それこそが私の活力源なのです♪
JUGEMテーマ:ポエム
2008.09.20 Saturday 22:09 | comments(0) | trackbacks(0) |  | 

「愛」

君は探している
そう
自分がここにいることの
存在意義みたいなものを
そしてそれがなくては
まるで自分には
何の値打ちもないみたいに
思い詰めて

君は一人
立っていられないほどの
弱さ
痛み
空っぽさ
その全てを支えきろうとして

そんな君に
たぶん
気づいてはもらえないけれど
僕はここにいよう
寄り添うともなく
寄り添って

恋人でも
友達でもなく
ただ空気のように
透明に
無心に
まっすぐに
君のそばにいよう

君の存在が
ほら
こんなに温かくて
その全てを満たすものが
この世界を満たすものと同じ
いちばん大切なものなのだと
伝えたいから



←あなたの愛あるクリックこそが活力源です♪
ブログランキング・にほんブログ村へ ←そうです、それこそが私の活力源なのです♪
JUGEMテーマ:
2008.08.07 Thursday 00:25 | comments(2) | trackbacks(0) |  | 

「旅立つ君へ」

遠く旅立つ君を
僕は引き止めはしない
ここにいつづけることが
君にとって苦しみでしかないなら
僕は喜んで
離別の悲しみを受け入れよう

行かないでと
一日でも長くここにいてと
すがる人たちは
僕を呼ぶだろうか
人でなしと

それはもしかしたら
正しいのかもしれないけれど
僕はこれ以上見たくないんだ
君の涙も
人々の嘆きも

だから
行くならば
どうせ行かなくてはならないのならば
いっそ早く旅立ってほしい
僕はきっと笑顔で
君を送り出すだろう

遠くへ
その場所へ
僕もいつか必ず
辿り着くから



←あなたの愛あるクリックこそが活力源です♪
ブログランキング・にほんブログ村へ ←そうです、それこそが私の活力源なのです♪
JUGEMテーマ:
2008.06.14 Saturday 13:01 | comments(0) | trackbacks(0) |  | 

「永遠」

君が笑顔でいてくれるために
僕にできることがあるのならば
たとえそれがどんな難題であったとしても
僕はきっとやり遂げるだろう

君が笑顔でいてくれることが
君自身にとってさして意味のないことであったとしても
僕にとってそれは
知っていたかい
世界の全てなんだ

僕は見ての通り
空っぽで
薄っぺらで
嘘つきで
卑怯で
いつもここではないどこかのことばかりを考えている

そんな僕に君は教えてくれた
いちばん大切なことを
そして与えてくれた
世界を

世界はいま僕に告げるよ
君の笑顔を守るために
僕は生まれてきたのだと

そう
君の幸せを守るために
僕は何度でもこの命を差し出そう
その命の一つ一つが
虹色の珠となって
君の世界を照らすだろう

そこに永遠があると
僕は信じているのだけれど
君は
どう思う?



←あなたの愛あるクリックこそが活力源です♪
ブログランキング・にほんブログ村へ ←そうです、それこそが私の活力源なのです♪
JUGEMテーマ:ポエム
2008.04.25 Friday 01:31 | comments(2) | trackbacks(0) |  | 
 | 1 / 6 PAGES | >>