<< June 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
SEARCH
LINKS
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACK
PROFILE
OTHERS
<< 湊かなえ『少女』を読んで | main | 勝間和代『起きていることはすべて正しい』を読んで >>

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

2009.10.23 Friday  | - | - | - | 

伊坂幸太郎『重力ピエロ』を読んで

これも、忘れないうちに、記録を残す意味でサクッと書いておこう、感想めいたことを。

重力ピエロ
重力ピエロ
伊坂 幸太郎

重力ピエロ (新潮文庫)
重力ピエロ (新潮文庫)
伊坂 幸太郎

いえね、前々から読みたかったんですよね。
で、先日、このブログにも書きましたが、映画「ヘブンズ・ドア」を観に行きまして(マイケル・アリアス万歳!!参照)、その際に、劇場のフロアにたくさん映画のチラシが置いてあり、その中にあったわけです、映画「重力ピエロ」のチラシが。
それで、「へ〜、映画化されたんだ!」と知り、しかも、見てみると出演者の中に「加瀬亮」という名前を発見(というか主演ですね)。
これは観ねばなるまいな、と思うにつけ、ではでは、ぜひとも事前に原作を読んでおかねば!と思った次第。
映画を観たあとだと、どうしてもイメージができ上がっちゃってますから、純粋に小説自体を味わうには、先に読んでおかにゃあ、というわけで。

──前置きが長すぎましたが、伊坂幸太郎の作品は、前に『死神の精度』だけ読んだことがあったのですが、なかなか面白くて、読後感も悪くなかったので、「嫌いじゃないな。機会があったらほかの作品も読んでみたいな」という気持ちを持っていました。
で、この『重力ピエロ』は、何だろう、やっぱりタイトルに惹かれるものがあったのかな。
『ゴールデンスランバー』も読むつもりなんだけど、何となく、まあもちろん映画化されるからということもあるけれど、なんかこっちを先に読みたかった。

感想。
やはり読んでよかった。
私はたぶん、この作家を、好きか嫌いかと問われたら、好き、のほうに入るんだろうなあ。
ときどき、台詞とか、まあ地の文でもそうなのだが、言葉の選び方がうますぎて、ちょっと嫌になっちゃう時もなきにしもあらずではありつつ、なんか読ませるものがある。
うまいんだよなあ。
たとえば、随所に差し挟まれる、回想シーン。
そういえば、子供の頃、こんなことがあった……みたいな形で、この一家の積み重ねてきた歴史が語られる。
知らず知らず、自分自身の「家族の歴史」も、何となく振り返っていろいろ思い出しながら読んでいたりして。
この主人公の弟は、かなり特殊な状況下で生まれてきたわけですが、そうですよね、そういうケースってありうるわけですよね。
何となく、レイプされて妊娠したら普通は堕ろすのかなあ、なんてぼんやり思いながら生きてきましたが、産むという選択もありうるのですね。
そんな当たり前かもしれないことを、実は明確に意識したことって、そう言えばなかったなあ。
ああ、薄っぺらいな、私。
そして、しかも、その家族4人はとても幸福で平和なのだ。
──もちろん、傷は残されていて、だからこんなふうにいろいろな出来事が起きてしまったりしたわけではあるのだが。
でも、最終的に、この著者の主張していることは、私もすごくうなずける。
はたして単なる精子提供者を父親と呼びうるのか、という問題。
悲しくも温かく、でもやっぱりどこかさみしい、そんな作品でした。
言葉遊び的な部分もあって、純粋にミステリーとして楽しめる作品でもありました。

この主人公を加瀬亮って、ぴったりだな。
早く観たい。
なんか、「映像化不可能」と言われていた作品、なんだって。
映画化はチャレンジングだったってことだよね。
どんな作品に仕上がっているのか、楽しみだな。
5月23日公開予定、とのこと。

←あなたの愛あるクリックこそが活力源です♪
ブログランキング・にほんブログ村へ ←そうです、それこそが私の活力源なのです♪
JUGEMテーマ:ミステリ
2009.02.16 Monday 00:59 | comments(4) | trackbacks(11) | 読書・文学 | 

スポンサーサイト

2009.10.23 Friday 00:59 | - | - | - | 
すみれ (2009/02/16 6:08 PM)
伊坂さんの作品は好きで、たいてい読んでます。
文庫になったら、必ず買うし。
でも、最近、全然小説を読んでないの。
買ってばかりで。
読めよって感じです。
ちょいハピ (2009/02/17 1:36 AM)
すみれさん、こんばちわ♪
すみれさんが伊坂作品を好きっていうのは何となく分かる気がします!!
でも、積ん読も大事ですよね。
とりあえず買っとけば、いつか読むだろうっていうのもあるし♪
藍色 (2009/02/21 3:59 PM)
トラックバックさせていただきました。
ちょいハピ (2009/02/23 10:16 PM)
藍色さん、ありがとうございます♪
これからも、どうぞよろしくお願いします。









-
管理者の承認待ちトラックバックです。
| - | 2009/02/16 9:44 AM |
-
管理者の承認待ちトラックバックです。
| - | 2009/02/16 9:45 AM |
-
管理者の承認待ちトラックバックです。
| - | 2009/02/16 11:00 AM |
携帯ケース
携帯ケースは、カードケースで黒ですが、確かに小銭や名刺も入るのですが、私は予備のバッテリ入れに使っています。後ろに小さなU字型の金具がついているので
| 携帯ケース | 2009/02/16 3:24 PM |
恋愛小説
恋愛小説とは、男女間もしくは同性間での恋愛を主題とした小説のこと。恋愛小説 概要
| 恋愛小説 | 2009/02/16 4:39 PM |
重力ピエロ 伊坂幸太郎
兄は泉水、二つ下の弟は春、優しい父、美しい母。家族には、過去に辛い出来事があった。 その記憶を抱えて兄弟が大人になった頃、事件は始ま...
| 粋な提案 | 2009/02/21 3:59 PM |
スキー板の選び方
スキー板の選び方はどうやっていますか。そこを掘り下げていきます。
| スキー板の選び方 | 2009/02/28 9:40 PM |
-
管理者の承認待ちトラックバックです。
| - | 2009/03/05 8:01 PM |
-
管理者の承認待ちトラックバックです。
| - | 2009/04/09 1:46 PM |
-
管理者の承認待ちトラックバックです。
| - | 2009/04/23 8:16 AM |
-
管理者の承認待ちトラックバックです。
| - | 2009/06/03 7:38 PM |