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2009.10.23 Friday  | - | - | - | 

瀬尾まいこ『ありがとう、さようなら』を読んで

『天国はまだ遠く』に続いて、瀬尾まいこ(敬称略)の著作を読んでみました。

ありがとう、さようなら (ダ・ヴィンチ ブックス)
ありがとう、さようなら (ダ・ヴィンチ ブックス)
瀬尾まいこ

内容紹介
せんせいの毎日はありがとうに満ちている、そして訪れる、さようなら。
小説みたいな瀬尾まいこの毎日。
「僕は先生のことを愛しています。今度のテストで100点取るので結婚してください」
辞めてやるって思うことも時々あるけれど、せんせいの毎日はそれ以上の感動がいっぱい。
小説家・瀬尾まいこがデビュー直後から3年半にわたって書き綴ったエッセイ集。


「ダ・ヴィンチ」に連載されたものに、一部、書き下ろしを加えたものだそうです。
確か、「ダ・ヴィンチ」には、現在も連載しているのではなかったかと思うので、また、これの第2弾も出る可能性があるわけですね。

最初にこの作家の経歴を知って、「現役の中学校教師」だということに、とても驚いた。
たとえば、作家で「現役の医師」とか「大学の先生」とかなら、よく聞くような気がするし、実際、多忙ではあっても、何となく人によっては可能なんだろうな、と納得できるものがあるのだが、中学校の先生をやりながら作家活動も行うのって、なんかすごい。
私の持っているイメージの問題なのかもしれませんが、その二つの職業を両立するのって、とても難しそうな気がしてしまう。
能力とか効率とかの問題だけではなくて、何かもっと根源的なところで。

不思議な人だなあ、と思いながら、このエッセイを手に取ったわけだが、読み終えてみて、少しだけ、この作家の人物像というか人柄に、近づけた気がする。
なるほど、こういう形で、教師という職業を愛し、子供たちを愛し、学校という場を愛して、一日一日を、一つ一つの出来事を大切にしながら、生きている人なのだ。
その人柄や生き方は、そのまま作風として作品ににじみ出ているものでもある(小説はまだ一作しか読んでいないのに僣越ですが)。

中学校という場所が、こんなに温かく感動に満ちているなんて。
それは、ある意味、この著者だからこそつくり出せたものでもあり(本人は謙遜して否定するでしょうけれど)、また、この著者だからこそ、こんなに温かく、かつユーモラスに、捉え、描き出すことができたのでしょう。
同じ場所で、誰もがこんな温かい空気を生み、温かい作品を生めたわけではないだろう。
同じ場所で、もっと不幸になれた人、もっと不幸を生み出せた人もいただろう。

こんなふうに、その場でも幸福を生み、また作品としても、多くの読者に幸福のお裾分けをすることができる、この作家は、しかし、何だか素朴で飄々(ひょうひょう)として、自分がすごいことをやってのけているなんて、全然、自己認識していないみたいに感じられる(このエッセイから読み取るかぎり)。

愛すべき一冊。
(しかも、ゆっくり読んでも一時間かからない分量です。)
今どきの中学は荒れていて、すさんでいて、かわいげのある中学生なんていなそうなイメージがありましたが、それを温かい感動と共に軽々と覆(くつがえ)してくれました。
オススメ。

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2009.02.22 Sunday 22:44 | comments(0) | trackbacks(4) | 読書・文学 | 

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