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2009.10.23 Friday  | - | - | - | 

映画「センターステージ」〜何が自分にとって幸せなのか?

少し前に、「リトル・ダンサー」という映画について書いた。
楽しくてジ〜ンと来る映画「リトル・ダンサー」
その時に、コメントを寄せて下さった方から紹介された作品が、この「センターステージ」。

センターステージ コレクターズ・エディション
センターステージ コレクターズ・エディション

観てから、たぶん3週間ぐらいになるだろうか。
このぐらい経つと、自分にとって印象的だった部分が、記憶の中で際立ってくる。

ストーリーは、アマゾンのレビューを勝手に要約すると、こんな感じ。

ニューヨークの名門バレエカンパニーの練習生たちが、正式団員になるべく、ステップアップしていく青春感動ストーリー。
センターステージに立つことを夢見る若者たちの成功と挫折、希望と不安を、『クルーシブル』のニコラス・ハイトナー監督が描く。


まあ、一言で言えば、明日のバレエ・ダンサーを目指す若者たちの青春群像劇、でしょうか。
それぞれ、各人各様の悩みがあり、挫折があり、また飛躍があり……という感じで、全体としてなかなか面白かったです。

あと、そういった世界の話は、萩尾望都のコミックでもけっこう読んだことがあったのですが、やはり、映像の力には勝てないところもあるなあ、と思いました。
実際に本物のダンサーのバレエが映画の中で観られるのですから、やはり、それは。
コミックの世界も、もちろん、萩尾望都レベルになると、下手な映画より、よほど映像的なので、一概には言えませんが。

えっと、しかし、ま、それは余談でして、今日言いたいのは──。

主人公のルームメイトは、ちょっと堅苦しい感じのする優等生の女の子。
彼女は練習生の中でも飛び抜けてうまく、正式団員になれることをほぼ確実視されている。
でも、彼女は本当は精神的にバランスを失いかけている。
母親の期待を背負って、常に完璧を目指して頑張り続けてきたけれど、そろそろ限界。
太るのを恐れるあまり、食べたものを吐いてしまうことが、半ば習慣になっている。
バレエにおいても、感情表現の生硬さを指摘されたりもする。
そんなふうに、心身ともに不健康な状態の彼女を、彼女の恋人は、医者の卵であるだけに(かな?)、黙って見ていられない。
しかし彼女は彼に言ってしまうのだ、自分は将来を期待されたバレエ・ダンサーなのだ、あなたなんかに何が分かる、みたいなことを。

最終的に、彼女はバレエ・ダンサーになるのを断念した。
でも、その時のすがすがしい笑顔。
あの映画の中で、いちばん印象に残っているのが、その彼女の栄光と挫折、そして最後にようやく見つけた、身の丈に合った幸せ、だった。

彼女ほどの才能がありながらバレエをやめるなんて、もったいない!と思う人がどれだけいたとしても、彼女にとっては、バレエを続けることよりも、もっと大切なことがあった。
それは自分らしく生きること。
自分を大切に、自分にとって一番大切なものに忠実に、生きること。

何が幸せかは、その人自身でないと分からない。
食べたものを吐きながら、常に完璧を目指して苦しみながら、人々の期待に押しつぶされそうになりながら、バレエ・ダンサーとして華やかに活躍することが、幸せなのか、どうか。
もちろん、そうした苦悩を乗り越えることができたら、さらに素晴らしい輝きが、そこには待っているのかもしれないから、断念したことを「負け」のように見る見方もあるのかもしれないが。

彼女は、今は断念しても、またいつか何かの機会に、舞台に立つこともあるかもしれない。
それは、ささやかな舞台であるかもしれないけれど、その時の彼女の輝きは、きっと本物であるに違いない。

あるいは、将来、子供たちにバレエを教えるようなことがあるかもしれない。
その時には、自分がたくさんたくさん苦しんだからこそ、子供たちに教えるべきこと、伝えるべきことが、たくさんたくさんあるに違いない。

映画って面白いなと思うのは(それは本についても同じだけど)、そういうことを、観た直後よりも、むしろしばらく経ってから、いっそうしみじみと深く感じたりするのよね〜。

いや〜、映画って、ほんとに素晴らしいですね!
さよなら、さよなら、さよなら!
(あっ、これって40代以上の人にしか分からない!?
念のため……二人分の決まり文句が混ざってます。
ものすごく蛇足っぽいけど♪)

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2006.04.29 Saturday 01:32 | comments(2) | trackbacks(2) | 映画・演劇・ドラマなど | 

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2009.10.23 Friday 01:32 | - | - | - | 
yukino (2006/05/01 7:00 AM)
私もこのDVD持ってます。

ちょいハピさんてすごいですね。
あの優等生の女の子って、割と嫌な描かれ方されているから、感情移入するのは難しいかなって思ったのですが、こんな素敵に解釈されていて。

私もわりと完璧主義で、自分で自分を必要以上に苦しめてしまったりします。(大雑把なところはすごく大雑把なのに)
そういった自分で作った檻の中で、勝手に苦しんで、病気になったりというのってまずなかなか自覚できない。
自覚しても、なかなか手放せない。

でも自分で乗り越えなければいけないのですね。
彼女のように辞めるのもありとは思います。
ちょいハピさんの言うように、それを生かしてまたバレエをやるかもしれない。
でも実際舞台で踊るのをあきらめるってすごい決心ですよね。ましてや誰よりも上手く踊れるのに。

あらためて、完璧よりも楽しむ事の方が大事なんだなと自覚しました。

ちょいハピ (2006/05/02 2:57 AM)
yukinoさん、コメントありがとうございます。

いえいえ、別に全然すごくはなく……
ただ、彼女の嫌な面と、私自身の嫌な面とが、少し似ている感じはするので、それで感情移入しやすかったのかもしれません。

しかし、何だか、yukinoさんに親近感が湧いてしまいました。
「完璧主義」と「大雑把」が同居しているあたり……。
「自分で自分を必要以上に苦しめてしまう」っていう感覚、とてもよく分かる気がします。
「自覚しても、なかなか手放せない」ことって、多いですよね。

私は、もしかすると十年前にこの映画を観ていたら、「なんでやめちゃうの? もったいない! せっかく才能があるのに、それを生かさないなんて、才能への冒涜だ!」ぐらいに思ったかもしれません。
やはり、長生きはしてみるものですね!









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